ドキシPEP・PrEP・PEPの違いは?HIV・性病予防薬を比較解説

ドキシPEP・PrEP・PEPの違いは?HIV・性病予防薬を比較解説 | Mona青山クリニック

「ドキシPEPとPEPって何が違うの?」「PrEPを飲んでいれば性病も予防できると思っていた」「どれを使えばいいかわからない」——性感染症予防に関する薬は複数あり、混乱してしまう方も多くいます。

ドキシPEP・PrEP・PEPはそれぞれ対象とする感染症・服用のタイミング・目的がまったく異なります。自分の状況に合った予防法を選ぶためには、それぞれの違いを正しく理解することが不可欠です。

本記事では、Mona青山クリニックの医師が、3つの予防薬の違いを比較表でわかりやすく解説し、どの薬が自分に必要かを整理します。

  • ドキシPEP・PrEP・PEPすべての処方に対応
  • 組み合わせ処方の相談もオンラインで受付
  • 当日処方・当日発送(16時決済まで)

3つの予防薬——一覧比較表

項目 ドキシPEP PEP PrEP
目的 性病予防(曝露後) HIV予防(曝露後) HIV予防(曝露前・継続)
有効成分 ドキシサイクリン テノホビル+エムトリシタビン(+インテグラーゼ阻害薬) テノホビル+エムトリシタビン
服用タイミング 性行為後72時間以内・1回 性行為後72時間以内・28日間毎日継続 性行為前から毎日継続服用
対象の感染症 クラミジア・梅毒・淋病 HIV HIV
HIVへの効果 なし 高い(約80〜90%+) 高い(毎日服用で約99%)
飲み忘れの影響 1回服用なので忘れにくい 毎日飲む必要あり・忘れると効果低下 毎日飲む必要あり・忘れると効果低下
処方形態 当院:オンライン処方・当日発送 当院:オンライン処方・当日発送 当院:オンライン処方・定期処方

PrEP・PEPで使われる「テノホビル+エムトリシタビン」配合薬は、先発品では「ツルバダ」という商品名で知られています。近年は改良版の「デシコビ」も使われています。

それぞれの薬はどんな人に向いているか

ドキシPEPが向いている人

  • コンドームなしの性行為があり、クラミジア・梅毒・淋病が心配な方
  • 過去12ヶ月以内に性感染症に感染したことがある方
  • PrEPを使用中だが、HIV以外の性病が心配な方
  • MSM(男性と性交する男性)またはトランスジェンダー女性

PEPが向いている人

  • HIVへの曝露リスクがある性行為があり、72時間以内の方
  • HIVポジティブの方との性行為でコンドームが外れた・破れた方
  • HIVについて即時の予防が必要な緊急時の方

PrEPが向いている人

  • HIVリスクのある性行為が継続的にある方(毎日服用を続けられる方)
  • HIVポジティブのパートナーと性行為をする方
  • PEPを繰り返し使うことが多い方(PrEPへの切り替えを検討)

HIVと性病の両方が心配な場合

ドキシPEPとPEPは同時に使用することができます。HIVへの曝露リスクと、クラミジア・梅毒などへの曝露リスクが両方ある場合(例:コンドームなしでの不特定多数との性行為)は、両方を組み合わせることで幅広い予防が可能です。

💡 PrEP使用中の方へ:PrEPはHIVは防いでくれますが、クラミジア・梅毒・淋病には効果がありません。PrEPと並行してドキシPEPを使用することで、性感染症全体の予防をカバーできます。当院では組み合わせプランをご提案しています。

費用の比較(当院の場合)

薬 費用の目安(税込) 服用期間
ドキシPEP(3回分)定期 600円/回* 必要な時に1回ずつ
PEP(28日分) 17,250円/月 28日間毎日
PrEP(1ヶ月分)定期 1,706円/回* 毎日継続

※ 最新の料金は各商品ページをご確認ください。
*ドキシPEP100回まとめ、PEP4分割時、オンデマンドPrEP3ヶ月毎定期のお値段

迷ったら——3つの使い分けの結論

単発のリスクにはドキシPEP、緊急のHIVリスクにはPEP、継続的なHIVリスクにはPrEPが基本の使い分けです。複数のリスクが重なる場合は、単剤にこだわらず組み合わせて処方することも可能です。判断に迷う場合は、状況を診察でお伝えいただければ、医師が最適な組み合わせをご提案します。

よくあるご質問

PrEPを飲んでいれば性病もまとめて予防できますか?

できません。PrEPが予防するのはHIVのみです。クラミジア・梅毒・淋病を予防するにはドキシPEPが必要です。PrEP使用者にはドキシPEPの併用が推奨されています。

ドキシPEPとPEPを同時に使っても問題ありませんか?

問題ありません。HIVとその他の性病の両方が心配な場合は、それぞれを処方することができます。当院では両方をまとめてオンラインで相談・処方できます。

PEPを繰り返し使っています。PrEPに切り替えたほうがいいですか?

PEPを月に1回以上使うような状況であれば、PrEPへの切り替えを検討する価値があります。PrEPは毎日継続することでHIV予防効果が非常に高くなります。診察時にご相談ください。

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