リベルサスはオンライン診療で処方いたします。
3,500円(税込・送料・診察料込)/診療は毎日9:00〜22:00、最短当日発送。

リベルサスとは
リベルサスは「セマグルチド」という主成分を持つ、GLP-1受容体作動薬の1つで、体重減少の効果を持つお薬です。主成分は注射薬のオゼンピックと同じです。
リベルサスの最大の特徴はGLP-1受容体作動薬で唯一の「経口薬」であるという点です。胃で吸収するのが困難だったGLP-1を、吸収促進剤(SNAC)を使用することで経口薬にすることに成功し、注射薬が苦手な方にも使用できるようになった画期的なお薬です。
リベルサスには3mg・7mg・14mgの3種類の規格があります。
リベルサスは食欲を抑える効果がある
リベルサスの作用としては、血糖値依存的(血糖上昇時にのみ働く)にインスリンの分泌を促進することで血糖値を正常値に下げるとともに、血糖の急激な上昇を防止します。また、胃腸の動きを緩やかにすることで空腹感を防ぐ働きを持ちます。そのため、リベルサスを服用することで自然に食欲が抑えられ、満腹感が持続し、空腹感を感じにくくなる効果があります。
この効果により、無意識のうちに食事量が減り、体重減少に効果的であると多くの論文で報告され、ダイエット目的での使用が近年世界中で広まっています。動物実験でも餌の摂取量が自然に減ることが確認されており、我慢によるものではなく、薬の作用として食欲が抑えられていることがわかっています。
リベルサスの正しい飲み方
リベルサス(経口セマグルチド)は、飲み方によって効果が大きく変わるお薬です。正しく飲まないと十分に吸収されず、効果が出にくくなります。次のポイントを守ってください。
| ポイント | 具体的な飲み方 |
|---|---|
| タイミング | 1日1回、朝起きてすぐの空腹時。その日の最初の飲食・他のお薬より前に飲みます |
| 水の量 | コップ半分程度(約120mL以下)の水で。多すぎる水は吸収を下げるとされます |
| 飲み方 | 噛んだり割ったりせず、そのまま1錠を飲み込みます |
| 服用後 | 少なくとも30分は飲食・他の飲み薬を控えます。30分たてば通常どおりでかまいません |
「服用後に二度寝してはいけない」と言われるのは、横になると薬が胃にとどまりにくく、吸収が不安定になるためです。飲んだら30分は横にならず、飲食も控えて過ごしましょう。飲み忘れた場合は、その回は飛ばして、翌朝の空腹時にいつもどおり1回分を飲みます(2回分をまとめて飲まないでください)。
3mg・7mg・14mgの増量の進め方
リベルサスは最初から最大量で飲む薬ではありません。少量から始めて体を慣らし、段階的に増やしていきます。
| 用量 | 位置づけ | 次の段階へ |
|---|---|---|
| 3mg | 体を慣らすための開始用量。この量では減量効果は限定的です | 4週間以上続けてから7mgへ |
| 7mg | 効果が現れ始める用量 | 効果が物足りなければ、4週間以上あけて14mgへ |
| 14mg | 最大用量。減量効果がもっとも大きい用量です | ― |
増量のタイミングは、体重の変化と胃腸症状の出方をみて医師が判断します。自己判断で増やさないでください。
注射が苦手な方の、最初の一歩に。
リベルサスってどれくらい痩せるの?
食欲抑制効果は早期に見られるものの、短期で大減量する薬ではありません
服用開始から3か月程度で減量効果を実感される方が多く、臨床試験でも6〜12か月継続して効果判定していることが多いです。初めの1か月で減量される方もいますが、急激に痩せるというよりは、徐々に体重が減少していくと考えておきましょう。
臨床試験で報告されている数字
2型糖尿病の方を対象とした26週間の試験(PIONEER 1)では、次の結果が報告されています。
| 用量 | 26週間後の平均体重減少 |
|---|---|
| 3mg | 約1.7kg |
| 7mg | 約2.5kg |
| 14mg | 約4.1kg |
| 服用しなかった群 | 約1.5kg |
用量が上がるほど効果が大きくなることがわかります。3mgのまま続けても大きな変化は期待しにくいため、体調をみながら段階的に増量していくことが大切です。効果には個人差があります。
GLP-1受容体作動薬は、食欲を抑えたり満腹感を持続させたりすることで、食事量のコントロールをサポートするお薬です。お薬だけに頼るのではなく、無理のない範囲で食生活や生活習慣を見直しながら、継続的な体重管理を行うことが大切です。
副作用について
もっとも多いのは、飲み始めや増量した直後の胃腸症状です。多くは数週間で落ち着きます。
| 症状 | 対処の目安 |
|---|---|
| 吐き気・嘔吐 | 一度に多く食べない、脂っこい食事を控える。強い場合は増量を遅らせて調整します |
| 下痢・便秘 | 水分をこまめに摂る。続く場合はご相談ください |
| 腹部の張り・腹痛 | 多くは一時的です。強い痛みが続く場合は中止して受診してください |
| 食欲低下によるだるさ | 極端に食事量が減っていないか確認してください。水分・たんぱく質の不足に注意します |
まれですが重要な副作用
次のような症状が出た場合は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
- 急性膵炎:みぞおちから背中にかけての激しい痛み、吐き気・嘔吐が続く
- 胆のう炎・胆石症:右上腹部の痛み、発熱、皮膚や白目が黄色くなる
- 低血糖:冷や汗、強い空腹感、手のふるえ、意識がもうろうとする(他の糖尿病治療薬と併用している場合に起こりやすくなります)
使用できない方・注意が必要な方
- 甲状腺髄様癌の既往がある方・ご家族に既往がある方、多発性内分泌腫瘍症2型の方
- 膵炎の既往がある方
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠を計画している方
- 1型糖尿病の方、糖尿病でインスリンやSU薬を使用中の方(低血糖のリスクが上がります)
- 重い胃腸の病気がある方、胃の動きが悪いと言われたことがある方
- 摂食障害の既往がある方
- 18歳未満の方
胃カメラ・手術の予定がある方へ
GLP-1薬は胃の動きを遅くするため、麻酔を伴う検査や手術の際に注意が必要です。内視鏡検査や手術の予定がある方は、必ず事前にお知らせください。また、検査や手術を受ける医療機関にも、リベルサスを服用していることをお伝えください。一定期間の休薬が必要になることがあります。
他のGLP-1製剤との違い
当院では複数のGLP-1製剤を取り扱っています。それぞれの特徴を比較して、ご自身に合ったお薬をご検討ください。
| お薬 | 形状・頻度 | 特徴 |
|---|---|---|
| リベルサス | 飲み薬・毎日1錠 | 注射が苦手な方でも始めやすい。飲み方のルールを守る必要があります |
| オゼンピック | 注射・週1回 | リベルサスと同じセマグルチド。週1回で済み、飲み方の制約がありません |
| マンジャロ | 注射・週1回 | GLP-1に加えGIPにも作用し、減量効果が大きい傾向があります |
まず飲み薬から始めて、効果や続けやすさをみて注射へ切り替えることもできます。糖や脂質の吸収に働くメトホルミン・SGLT2阻害薬・ゼニカルとの併用が検討されることもあります。
GLP-1受容体作動薬は、予防医学の観点からも注目されている
もともとリベルサス(GLP-1受容体作動薬)は、2型糖尿病の血糖コントロールや、体重減少による心血管リスクの低減に有効なお薬で、日本では2020年に承認され、2021年2月から販売が開始されました。
肥満は、予防医学が発達したアメリカなどでは日本以上に重大なリスク要因として捉えられており、心筋梗塞や脳梗塞のリスク、脂肪肝の罹患につながるとされています。そこで、食事療法や運動療法でもなかなか体重減少が見込めない方のために開発されたのがGLP-1受容体作動薬などの医薬品で、アメリカやヨーロッパなどの世界各国で『抗肥満薬』として承認されています。
コラム:経口セマグルチドの何がすごいのか
もともとセマグルチドは分子量が大きいため消化管での吸収が難しく、注射薬しか選択肢がありませんでした。胃の分解酵素によってセマグルチドが分解されてしまうため経口投与には適していなかったのですが、吸収促進剤のSNACを含めることで分解を阻害し、胃での吸収を促進できるようになり、世界で初めてGLP-1製剤の経口投与が可能となりました。
飲み方のルールが細かいのは、この仕組みによるものです。水を飲みすぎると薬の濃度が下がり、食べ物が胃にあると吸収が妨げられるため、「起きてすぐ・少量の水で・30分あける」という条件が必要になります。
適応外使用・自由診療についてのご案内
- 承認状況:リベルサスは日本国内で2型糖尿病の治療薬として承認されている医薬品です。糖尿病のない方が体重管理を目的として使用する場合は適応外使用にあたります。
- 入手経路:国内の医薬品卸を通じて仕入れた国内承認品を使用しています。個人輸入品ではありません。
- 費用:適応外使用のため健康保険は適用されず、全額自己負担(自由診療)となります。
- リスク:適応外使用では、副作用が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象とならないことがあります。副作用については上記をご確認ください。
- 効果:効果の程度には個人差があり、すべての方に同じ結果が出るものではありません。
リベルサスは医薬品であり、使用する前には禁忌事項や既往歴、他の薬剤との併用などを確認する必要があります。そのため、ご購入後に医師による診療を行い、処方可能と判断された場合に服用いただけます。
今日から始められます。

よくあるご質問リベルサスを飲んだあと、どのくらいで朝食を食べていいですか?
関連ページ
参考文献
Aroda VR, et al. PIONEER 1: Randomized Clinical Trial of the Efficacy and Safety of Oral Semaglutide Monotherapy in Comparison With Placebo in Patients With Type 2 Diabetes. Diabetes Care. 2019;42:1724-1732.
Buckley ST, et al. Transcellular stomach absorption of a derivatized glucagon-like peptide-1 receptor agonist. Sci Transl Med. 2018.
Nauck MA, et al. Normalization of fasting hyperglycaemia by exogenous glucagon-like peptide 1 in Type 2 diabetic patients. Diabetologia. 1993;36:741-744.






