ダイエット

防風通聖散|お腹の脂肪・便秘に|効果・副作用・飲み方

防風通聖散は、便通を改善する働きと、余分な熱や老廃物を発汗・利尿を通じて排出する働きを併せ持つ、18種類の生薬からなる漢方薬です。体力があり、お腹まわりに脂肪がつきやすい「がっちり型」の体質向けとされ、便秘がちな方に選ばれています。このページでは、向いている体質の見分け方、副作用(甘草による偽アルドステロン症など)、正しい服用方法まで詳しく解説します。

  • ✓体力があり、お腹まわりに脂肪がつきやすい「がっちり型」体質向けの漢方薬
  • ✓発汗・利尿・便通の3つの作用で老廃物を排出し、ダイエットをサポート
  • ✓甘草を含むため、長期・大量服用では偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇)に注意が必要
  • ✓体力がない方・胃腸が弱い方には不向きで、体質(証)の見極めが重要
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防風通聖散はオンライン診療で処方いたします。

3,900円(税込・送料・診察料込)/診療は毎日9:00〜22:00、最短当日発送。

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防風通聖散(ボウフウツウショウサン)とは

防風通聖散は、便通を改善する働き(瀉下作用)と、余分な熱や老廃物を発汗・利尿を通じて排出する働きを併せ持つ漢方薬です。体力があり、お腹まわりに脂肪がつきやすい「がっちり型」の体質に向いているとされています。

承認された効能・効果は「腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)、肥満症、むくみ、便秘」です。ダイエット目的で使われる薬のなかでは珍しく、肥満症が正式な効能に含まれている医療用漢方製剤です。

こんな方に向いています

  • 比較的体力があり、がっちりした体型の方
  • 便秘がちな方
  • お腹まわりの脂肪が気になる方
  • 肩こり・のぼせを伴うことがある方

こんな方には不向きとされています

  • 体力があまりない方・痩せ型の方
  • 胃腸が弱く下痢をしやすい方
  • 高齢の方(発汗・瀉下作用が体力を消耗させることがあるため)
  • 高血圧・心臓病・甲状腺機能亢進症・前立腺肥大などをお持ちの方(後述の麻黄の項をご覧ください)
  • 妊娠中・授乳中の方

18種の生薬と4つの働き

防風通聖散は18種類の生薬から成り、体にたまった余分なものを4つのルートから排出するよう組み立てられています。

働き 主な生薬 内容
発汗 マオウ、ケイガイ、ボウフウ 汗とともに余分な熱を発散させます
瀉下(便通) ダイオウ、ボウショウ 腸を動かし、便として排出します
利尿 カッセキ、ビャクジュツ 尿として水分・老廃物を出します
清熱 セッコウ、オウゴン、サンシシ、レンギョウ 体にこもった熱を冷まします

1日量7.5g中の内訳は、カッセキ3.0g、オウゴン2.0g、カンゾウ2.0g、キキョウ2.0g、セッコウ2.0g、ビャクジュツ2.0g、ダイオウ1.5g、ケイガイ1.2g、サンシシ1.2gほか(製品によって異なります)。甘草(カンゾウ)・大黄(ダイオウ)・麻黄(マオウ)・山梔子(サンシシ)を含むため、後述の注意事項が重要になります。

期待できる効果と、その現れ方

防風通聖散は「飲むだけで脂肪が燃える薬」ではありません。便通・発汗・利尿によって余分なものを排出し、体質の偏りを整えることで結果につながる薬です。食事や運動の見直しと組み合わせることで効果が出やすくなります。

期間 目安
数日〜1週間 便通の変化を感じる方が多い
2〜3か月 お腹まわりや体質の変化を評価する期間
1か月続けて変化がない 体質(証)が合っていない可能性があります。漫然と続けず、切り替えをご相談ください

漢方は「合う人には効き、合わない人には効かない」という性質がはっきりしています。効果には個人差があります。

ダイエット漢方3種の使い分け

当院で扱うダイエット漢方は、体質によって使い分けます。ご自身がどのタイプに近いかを確認してください。

防風通聖散 防已黄耆湯 大柴胡湯
体力 体力がある(がっちりタイプ) 虚弱〜普通(水太りタイプ) 体力がある(がっちりタイプ)
体型の特徴 お腹まわりに脂肪がつく・皮下脂肪型 色白・ぽっちゃり・筋肉がやわらかい がっしり・みぞおちが張る
気になる症状 便秘・のぼせ・肩こり むくみ・汗かき・疲れやすさ ストレス・イライラ・肩こり・便秘
主な働き 発汗・利尿・便通による排出 余分な水分を取り除く 気の巡りを整え、便通を促す

どの処方が適しているかは、問診と診察をふまえて医師が判断します。

体質に合った1剤を、医師が選んでお届けします。

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他のダイエット薬との違い

種類 働き方 向いている方
ダイエット漢方 体質・便通・水分バランスを整える 強い薬に抵抗がある・便秘がち・むくみやすい
メトホルミン 糖の産生を抑え、インスリンの効きを改善 ゆるやかに、費用を抑えて長く続けたい
SGLT2阻害薬 余分な糖を尿として排出 ごはん・麺・甘いものが多い
ゼニカル 脂質の吸収を抑える 揚げ物・脂っこい食事が多い
リベルサス/マンジャロ 食欲を抑え、満腹感を持続 食欲そのものを抑えたい・しっかり減らしたい

作用の仕組みが異なるため、体質を整える漢方と他の治療を組み合わせることもあります。併用の可否は診察時にご相談ください。

服用方法

  • 1日量を2〜3回に分け、食前または食間(空腹時)に内服します。
  • 体質・体調に応じて医師が用量を調整します。便が緩くなりすぎる場合は減量で調整できます。
  • 飲み忘れた場合は2回分をまとめて飲まず、次回から通常どおりに戻してください。
  • 発汗・利尿作用があるため、水分はこまめに摂ってください。

副作用と注意点

主な副作用

症状 内容と対処
下痢・軟便・腹痛 大黄の瀉下作用によるもの。効き方には個人差があります。効きすぎる場合は減量で調整できますので、自己判断で中止せずご相談ください
食欲不振・胃部不快感・吐き気 胃腸が弱い方に出やすい症状です。続く場合はご相談ください
動悸・頻脈・不眠・発汗過多・精神興奮 麻黄の交感神経刺激作用によるもの(下記参照)
排尿障害 麻黄による作用。前立腺肥大のある方は特に注意が必要です
偽アルドステロン症・ミオパチー 甘草によるもの。低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・脱力感。現れた場合は中止してご相談ください
発疹・かゆみ(まれ) 中止して受診してください

麻黄(マオウ)を含むことによる注意

防風通聖散には麻黄が含まれます。麻黄はエフェドリン類を含み、交感神経を刺激するため、次のような薬・製品と重なると不眠・発汗過多・頻脈・動悸・全身の脱力感・精神興奮が起こりやすくなります。

  • 他の麻黄を含む漢方薬(葛根湯、小青竜湯、麻黄湯 など)
  • 市販のかぜ薬・鼻炎薬に含まれるエフェドリン類(プソイドエフェドリン、dl-メチルエフェドリンなど)
  • MAO阻害薬、甲状腺ホルモン製剤、カテコールアミン製剤、テオフィリンなどのキサンチン系製剤

市販薬との重複はご自身では気づきにくいところです。服用中の市販薬・サプリメントは問診で必ずお知らせください。

長期に続ける場合の注意(腸間膜静脈硬化症)

防風通聖散に含まれる山梔子(サンシシ)は、長期の服用(多くは5年以上)により、大腸の色調異常・むくみ・びらん・潰瘍・狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症が起こるおそれが知られています。腸管の切除に至った症例も報告されています。

  • 腹痛・下痢・便秘・お腹の張りが繰り返し起こる場合は、服用を中止してご相談ください
  • 健診で便潜血が陽性になった場合もご相談ください
  • 長期に続ける方には、定期的なCTや大腸内視鏡の検査をおすすめします

重大な副作用

頻度はまれですが、次の症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに受診してください。

  • 間質性肺炎:咳、息切れ・呼吸困難、発熱
  • 肝機能障害・黄疸:強いだるさ、食欲不振、白目や皮膚が黄色くなる、尿が濃くなる

他の漢方薬・薬との併用について

  • 他の漢方製剤と併用する場合、生薬の重複にご注意ください。特に大黄を含む製剤との併用は瀉下作用が強く出すぎることがあります。
  • 甘草を含む漢方薬(芍薬甘草湯、補中益気湯、抑肝散 など)やグリチルリチン酸を含む製剤との併用で、偽アルドステロン症が起こりやすくなります。
  • 本剤には硫酸ナトリウムが含まれるため、治療上の食塩制限が必要な方は継続服用に注意が必要です。
  • 授乳中の方は、大黄の成分が母乳に移行し、乳児が下痢を起こすことがあります。

こんな場合は対面受診をおすすめします

  • 高血圧・心臓病の治療中の方
  • 甲状腺の病気、前立腺肥大がある方
  • むくみ・動悸・強い脱力感などの症状が出た場合
  • 腹痛・下痢・便秘・お腹の張りが繰り返し起こる場合
  • 他の漢方薬・市販薬・サプリメントを併用中で相互作用が心配な方

料金と処方の流れ

3,900円(税込・送料・診察料込)。追加の診察料・送料はかかりません。当院のオンライン診療は自由診療のため、健康保険は適用されません。

STEP 内容
1. ご注文・事前問診 オンラインでご注文いただき、その後お送りする問診に体質や症状をご入力ください。服用中の薬・市販薬・漢方・サプリメントは正確にお伝えください。
2. オンライン診察 医師が体質(証)と持病・併用薬を確認し、処方の可否と適した処方を判断します。
3. 発送 最短当日発送。プライバシーに配慮した包装でお届けします。
4. 継続 継続購入・定期便にも対応しています。

まずは体質のご相談から。

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よくあるご質問

Q. 防風通聖散はどのくらいで効果が出ますか?
A. 便通の変化は数日から1週間ほどで感じる方が多く、お腹まわりの変化を目指す場合は2〜3か月を目安に続けます。1か月ほど続けても変化がまったくない場合は体質(証)が合っていない可能性があるため、漫然と続けずご相談ください。効果には個人差があります。
Q. 脂肪が燃えて痩せる薬ですか?
A. 「飲むだけで脂肪が燃える薬」ではありません。便通・発汗・利尿によって余分なものを排出し、体質の偏りを整えることで、体重やお腹まわりの変化につながる薬です。食事や運動の見直しと組み合わせることで結果が出やすくなります。
Q. 市販のかぜ薬や鼻炎薬と一緒に飲めますか?
A. 注意が必要です。防風通聖散には麻黄(マオウ)が含まれており、市販のかぜ薬・鼻炎薬に入っているエフェドリン類と重なると、動悸・不眠・発汗過多・精神興奮などが起こりやすくなります。葛根湯など他の麻黄を含む漢方薬も同様です。服用中の市販薬は必ずお知らせください。
Q. 下痢をしてしまいます。どうすればいいですか?
A. 防風通聖散には大黄(ダイオウ)が含まれ、瀉下作用の効き方には個人差があります。効きすぎる場合は用量の調整で改善することが多いので、自己判断で中止せずご相談ください。もともと下痢しやすい方・胃腸が弱い方には向きません。
Q. 長く飲み続けても大丈夫ですか?
A. 長期に続ける場合は注意点があります。含まれる山梔子(サンシシ)は、長期の服用(多くは5年以上)で腸間膜静脈硬化症という腸の病気が起こるおそれが知られています。腹痛・下痢・便秘・お腹の張りが繰り返し起こる場合は服用を中止してご相談ください。長期に続ける方には定期的な検査をおすすめします。また甘草による偽アルドステロン症にも注意が必要です。
Q. どんな人には向きませんか?
A. 体力があまりない方、痩せ型の方、胃腸が弱く下痢をしやすい方、高齢の方には向きません。また高血圧・心臓病・甲状腺機能亢進症・前立腺肥大などをお持ちの方、妊娠中・授乳中の方は麻黄や大黄の影響で慎重な判断が必要です。診察時に必ずお伝えください。
Q. 防已黄耆湯とどちらが合いますか?
A. がっちりした体型で便秘がち、お腹まわりの脂肪やのぼせ・肩こりが気になる方は防風通聖散。色白でぽっちゃり、汗をかきやすく疲れやすい、むくみやすい方は防已黄耆湯が向いています。判断がつかない場合は、問診と診察をふまえて医師が選びます。
Q. 保険は使えますか?
A. 当院のオンライン診療は自由診療のため、健康保険は適用されません。防風通聖散は肥満症・便秘・むくみなどが承認された効能に含まれる医療用漢方製剤ですが、当院での処方は全額自己負担となります。

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FAQ

よくあるご質問

Q 痩せ型でも効果はありますか?
A

防風通聖散は体力があり、がっちりした体質の方向けの漢方薬です。痩せ型・胃腸が弱い方には防已黄耆湯など別の漢方薬が向いている場合があります。

Q 下痢がひどいのですが大丈夫ですか?
A

瀉下作用が強く出ている可能性があります。自己判断で量を増やさず、下痢が続く場合や症状が強い場合は服用を中止し、医療機関を受診してください。

Q 長期間飲み続けても大丈夫ですか?
A

甘草による偽アルドステロン症のリスクがあるため、長期服用時は血圧やむくみ、筋力低下などの症状に注意が必要です。気になる症状がある場合は医療機関を受診してください。

Q 他のダイエット薬と併用できますか?
A

GLP-1薬など他の薬剤との併用については、服用中のお薬などを確認したうえで、処方可否を判断します。

Q 市販薬との違いは何ですか?
A

市販薬も同じ処方ですが、オンライン診療では問診内容などを確認したうえで医療用医薬品を処方します。

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