プラセンタ注射の効果は?ラエンネックとメルスモンの違い・回数・献血への影響
疲れやすさや更年期の不調、肌のハリが気になるときの選択肢のひとつがプラセンタ注射です。ラエンネックとメルスモンの違い、期待できる効果と回数の目安、副作用、そして2026年10月から変わった献血の基準まで、受ける前に知っておきたいポイントをまとめました。
目次

プラセンタ注射は青山・十条の外来で行っています
施術予約はこちらプラセンタ注射とは?
プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出したエキスを注射する治療で、アミノ酸・核酸・成長因子・ビタミン・ミネラルなどの成分を含みます。国内では「ラエンネック」と「メルスモン」の2種類が医薬品として承認されており、肝機能の改善や更年期障害の治療に使われています。自由診療では、疲労回復や美容・エイジングケアを目的に受ける方も多くいます。
ラエンネックとメルスモンの違い
| 項目 | ラエンネック | メルスモン |
|---|---|---|
| 由来 | ヒトの胎盤 | ヒトの胎盤 |
| 国内で承認されている効能 | 慢性肝疾患における肝機能の改善 | 更年期障害・乳汁分泌不全 |
| 注射の方法 | 皮下注射または筋肉注射 | 皮下注射 |
どちらもヒトの胎盤から作られた国内承認の医薬品です。当院ではどちらも取り扱っており、目的に合わせてお選びいただけます。更年期の症状が気になる方は、更年期障害の治療もご覧ください。
プラセンタ注射に期待される効果
| 目的 | 内容 |
|---|---|
| 肝機能の改善 | ラエンネックの承認された効能 |
| 更年期症状の緩和 | メルスモンの承認された効能。ほてり・疲れやすさ・不眠などの症状に |
| 疲労回復 | 疲れやすさ・だるさが気になる方に |
| 美容・エイジングケア | 肌のハリ・ツヤやくすみが気になる方に、補助的なケアとして |
💡疲労回復や美容を目的とした使い方は、承認された効能以外での使用(適応外使用)となります。効果のあらわれ方には個人差があり、美容面の変化はあくまで補助的なものと考えてください。
プラセンタ注射は何回受ければいい?
| 時期 | ペースの目安 |
|---|---|
| はじめの1〜2か月 | 週1〜2回 |
| 体調が落ち着いてから | 週1回〜月1〜2回 |
更年期の症状が強い場合は、はじめの1か月を週1〜3回にすることもあります。1回の注射は数分で終わります。ペースは目的や体調に合わせて、医師と相談しながら決めていきます。
プラセンタ注射と献血(2026年10月から基準が変わりました)
これまで、プラセンタ注射を一度でも受けた方は献血ができませんでした。2026年10月1日から日本赤十字社の基準が変わり、最後にプラセンタ注射を受けた日から3か月が過ぎれば、献血できるようになりました。ラエンネック・メルスモンのどちらも対象です。
- 献血には、ほかの献血基準も満たしている必要があります
- 臓器提供は、引き続き原則として制限されます
副作用・受けられない方
主な副作用
- 注射した部分の痛み・赤み・腫れ・内出血
- 発疹・かゆみ
- まれにアレルギー反応
受けられない・相談が必要な方
- プラセンタ製剤でアレルギーを起こしたことがある方
- 重い感染症にかかっている方
- 妊娠中・授乳中の方(事前に医師にご相談ください)
ほかの治療との組み合わせ
| 組み合わせ | こんな方に | 受け方 |
|---|---|---|
| プラセンタ注射+トラネキサム酸内服 | 肝斑やくすみも気になる方 | 注射は対面、内服はオンライン処方 |
| プラセンタ注射+ジュベルック | 肌のハリ・キメも整えたい方 | どちらも対面 |
| プラセンタ注射+加味逍遥散 | 更年期の不調を毎日のお薬でもケアしたい方 | 注射は対面、漢方薬はオンライン処方 |
料金
初回は1アンプル1,000円(税込)からお試しいただけます。2〜4アンプルのプランもご用意しています。詳しくは商品ページをご確認ください。本施術は自由診療(自費)のため、健康保険は適用されません。
施術の流れ
- WEB予約・事前問診:ご希望の日時をWEBからご予約いただき、事前問診にご回答ください。
- カウンセリング・診察:体調や既往歴、目的を確認し、使うお薬と注射する部位を決めます。
- 注射:肩(皮下注射)やお尻(筋肉注射)などに注射します。数分で終わります。
- お会計:体調に変わりがないかを確認し、お会計となります。
適応外使用に関する記載
・医薬品について:当院で使用するラエンネック(承認された効能:慢性肝疾患における肝機能の改善)、メルスモン(承認された効能:更年期障害・乳汁分泌不全)は、いずれも国内で承認された医薬品です。
・適応外使用であること:疲労回復や美容・エイジングケアを目的とした使用は承認された効能に含まれておらず、医師の判断のもと適応外で使用しています。
・入手経路:正規ルートで入手しています。
・安全性に関する情報:いずれも国内で長年使用されている医薬品です。主な副作用として、注射部位の痛み・発疹・かゆみなどが報告されています。
・医薬品副作用被害救済制度について:承認された効能以外での使用となるため、万が一重篤な副作用が起きた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。
プラセンタ注射は青山・十条の外来で行っています
施術予約はこちらよくあるご質問
2026年10月1日から日本赤十字社の基準が変わり、最後にプラセンタ注射を受けた日から3か月が過ぎれば、その他の基準を満たしていれば献血できるようになりました。臓器提供は引き続き原則として制限されます。
ラエンネックは肝機能の改善、メルスモンは更年期障害の治療薬として承認されています。更年期の症状が気になる方はメルスモン、疲れやすさや肝機能が気になる方はラエンネックが選ばれることが多いです。迷う場合は診察時にご相談ください。
個人差がありますが、はじめの1〜2か月は週1〜2回のペースで続け、体調の変化を見ながら回数を調整していきます。
細い針を使い、注射は数分で終わります。注射した部分に痛みや赤み、腫れが出ることがありますが、多くは一時的なものです。
プラセンタ注射の美容面の変化は補助的なものです。肝斑にはトラネキサム酸の内服やハイドロキノンの外用が治療の中心になるため、組み合わせてのケアをおすすめします。
妊娠中・授乳中の方は、事前に医師にご相談ください。
参考文献
・英国を含む欧州などの滞在歴に基づく献血制限の撤廃およびヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用歴に関する献血基準を変更します|日本赤十字社
