脂肪冷却の効果・デメリット・リスクとは?
目次
メスも注射も使わず、脂肪細胞を「冷やして」減らす——それが脂肪冷却です。ダウンタイムの少なさから人気の施術ですが、効果には限界もあります。正しく理解したうえで検討しましょう。
脂肪冷却とは
脂肪冷却は、特殊な機器を使って皮下脂肪を選択的に冷却し、脂肪細胞にダメージを与える施術です。冷却によってダメージを受けた脂肪細胞は、数週間〜数か月かけて体内の代謝によって徐々に排出されていきます。皮膚や他の組織へのダメージを抑えながら脂肪細胞だけに作用するとされ、メスや注射を使わない非侵襲的な施術として知られています。
脂肪冷却の仕組み(なぜ脂肪だけに作用するのか)
脂肪細胞は、皮膚や神経などの周辺組織と比べて低温に弱いという性質があります。この違いを利用し、皮膚を保護しながら特定の温度帯まで冷却することで、周囲の組織を傷つけずに脂肪細胞だけにダメージを与えることができるとされています。ダメージを受けた脂肪細胞は炎症反応を経て、数週間かけてマクロファージ(体内の免疫細胞)によって少しずつ分解・排出されていきます。
効果の目安
1回の施術で、施術部位の脂肪の厚みが一定程度減少するとされています。ただし劇的な変化というよりは、緩やかな変化が中心で、効果を実感するまでに数週間〜3か月程度かかります。
デメリット・リスク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 効果の実感まで時間がかかる | すぐ変化が出るわけではなく、代謝による排出を待つ必要がある |
| 一度に対応できる範囲に限りがある | 広範囲を一度に施術するのが難しく、部位ごとに複数回必要になることがある |
| 一時的な副作用 | 施術部位の赤み・むくみ・しびれ感・軽い痛みが出ることがある。多くは数日〜数週間で軽快する |
| まれな副作用 | まれに施術部位の脂肪が逆に増加してしまう「奇異性脂肪過形成」が報告されている |
脂肪溶解注射との違い
| 脂肪冷却 | 脂肪溶解注射 | |
|---|---|---|
| 施術方法 | 機器で冷却 | 薬剤を注射 |
| 痛み・ダウンタイム | 比較的少ない | 注射部位の腫れ・内出血が出ることがある |
| 対応範囲 | 機器のパッドが当たる範囲に限定 | 細かい部位にもピンポイントで対応しやすい |
| 向いている部位 | お腹・太もも・二の腕など面積のある部位 | 顔・あご下など細かい部位にも対応可 |
こんな方におすすめ
- ダウンタイムをできるだけ抑えたい方
- 注射に抵抗がある方
- お腹や太ももなど、面積のある部位が気になる方
- じっくり時間をかけてでも、体への負担が少ない方法を選びたい方
当院での施術について
当院では、気になる部位にアプローチする脂肪溶解注射を行っています。顔やボディなど、ご希望の部位に合わせて施術が可能です。
よくあるご質問
施術方法によって痛みの感じ方は異なります。脂肪溶解注射では、注射時の痛みや施術後の腫れ・赤み・痛みなどが生じることがあります。
1回の施術でも変化を感じることがありますが、施術方法や部位、希望する仕上がりによっては複数回の施術を行うことをおすすめしております。
部分痩せの施術後も、食生活や生活習慣によって体重が増加すると、残っている脂肪細胞が大きくなり、施術部位にも脂肪がつくことがあります。
顔や二の腕、お腹など、気になる部位を部分的にすっきりさせたい方に向いています。 全身の体重減少を目的とする場合は、医療ダイエットなど別の方法が適していることもあります。
施術時間は注入する部位や範囲によって異なります。複数の部位を同日に施術することも可能です。