めんちょう(面疔)とは?鼻にできる原因・治し方・薬と潰すと危険な理由

鼻の頭や鼻の中が赤く腫れてズキズキ痛む――それはニキビではなく「めんちょう」かもしれません。潰したくなっても、触らないことが早く治す近道です。

めんちょう(面疔)とは?鼻にできる原因・治し方・薬と潰すと危険な理由

めんちょう(面疔)・鼻のニキビのオンライン診療|Mona青山クリニック

赤く硬く腫れて痛むめんちょうは、抗菌薬の飲み薬で内側から治療します。

Monaでは医師のオンライン診療で、症状に合わせて飲み薬(ミノマイシン)または塗り薬(ゼビアックス)を処方し、ご自宅にお届けします。通院の時間がとれない方も、スマホから当日中に相談できます。

✓ 診察料・送料込み ✓ 毎日9:00〜22:00診療 ✓ 処方不可なら全額返金
この記事のポイント
  • めんちょうは毛穴の奥の細菌感染。腫れ・痛みが強いものは飲み薬、軽いものは塗り薬で治療します
  • 鼻のまわりは「危険三角帯」。自分で潰さない
  • 強い頭痛・高熱・目のまわりの腫れがあるときは、すぐに対面で受診
赤く硬く腫れて、ズキズキ痛む
飲み薬(ミノマイシン)
3,800円〜(税込・診察料込み)
オンラインで注文する
赤みが軽い・ニキビに近い
塗り薬(ゼビアックス)
1,980円〜(税込・診察料込み)
オンラインで注文する

どちらか迷う場合も、医師が症状を確認して適したお薬を判断します。

こんな症状はご相談ください

  • 鼻の頭・鼻の下・鼻の中に、赤く腫れて痛むできものがある
  • 中央が白っぽく膿んでいて、ズキズキする
  • 市販薬を数日使ったが、良くならない
  • 鼻まわりのできもの・化膿したニキビを何度も繰り返す
  • 皮膚科に行きたいが、平日の日中は時間がとれない

当てはまる方は、オンライン診療で医師にご相談いただけます。症状によっては、対面での受診が必要な場合もご案内します。

めんちょう(面疔)とは?

めんちょう(面疔)とは、鼻や鼻の下など顔にできる、赤く腫れて強く痛むできもののことです。毛穴の奥(毛包)に黄色ブドウ球菌などの細菌が入り、膿がたまった状態で、医学的には「せつ(癤)」や「毛包炎」にあたります。「めんちょう」は昔からの呼び名で、とくに鼻のまわりにできたものをこう呼ぶことが多いです。

「鼻の中にニキビができた」と感じるものの多くも、実は鼻の穴の内側の毛穴に細菌が入って起こる毛包炎です。

めんちょうとニキビの違い

ニキビは皮脂のつまりから始まるのに対し、めんちょうは細菌感染が中心で、赤く硬く腫れて強い痛みや熱っぽさが出やすいのが違いです。

項目 ニキビ めんちょう・毛包炎
主な原因 皮脂・角質による毛穴のつまり+アクネ菌 黄色ブドウ球菌などの細菌感染
できやすい場所 顔全体・胸・背中など 鼻の頭・鼻の中・鼻の下など毛のある部位
見た目 白や赤の小さなふくらみ 赤く硬い腫れ。中央に膿がたまり白っぽく見えることも
痛み 軽い痛み程度のことが多い ズキズキとした強い痛み・熱感が出やすい

見た目だけで確実に見分けるのは難しいため、痛みや腫れが強いときは医師にご相談ください。当院で処方するミノマイシン・ゼビアックスは、めんちょう(皮膚の細菌感染)と、化膿したニキビのどちらにも使われるお薬です。

めんちょうができる原因

めんちょうは、鼻をいじる・鼻毛を抜くなどでできた小さな傷から、細菌が毛穴の奥に入ることで起こります。次のような要因が重なると、できやすくなります。

  • 鼻をいじる・こする癖:指で鼻の中を触ると小さな傷ができ、手についた菌が入りやすくなる
  • 鼻毛の自己処理:鼻毛を抜く・深く切ると毛穴が傷つき、毛包炎のきっかけになる
  • 皮脂の多さ:鼻は皮脂腺が多く、毛穴がつまって炎症が起こりやすい
  • マスク・鼻をかむ摩擦:鼻の下や小鼻のわきの皮膚が傷つきやすくなる
  • 体調の乱れ:睡眠不足・ストレス・疲れで免疫の働きが落ちると、感染が悪化しやすい

めんちょうの治し方|自分でできるケア

ごく軽いものは、触らず潰さず、清潔に保つことで自然に落ち着くことがあります。一晩で消す方法はありませんが、悪化させないために、次のことを心がけましょう。

  • 触らない・潰さない:手で触れる回数を減らすだけでも、細菌の付着と刺激を防げる
  • やさしく洗う:ぬるま湯と低刺激の洗顔料で、こすらずに洗う
  • 保湿する:乾燥で皮膚のバリアが弱まらないよう、低刺激の保湿剤を使う
  • 摩擦を減らす:マスクはこまめに替え、鼻をかむときは押さえるように拭く
  • 体調を整える:睡眠と食事を整え、体の回復力を落とさない

⚠️赤く硬く腫れている、ズキズキ痛む、日ごとに強くなる場合は、セルフケアで様子を見るより、早めに抗菌薬で治療したほうが早く落ち着きます。

めんちょうの薬|飲み薬と塗り薬の使い分け

めんちょうは細菌感染が原因のため、治療の中心は抗菌薬(抗生物質)です。感染は毛穴の奥で起きているため、腫れや痛みが強いものは飲み薬で内側から、赤みが軽く浅いものは塗り薬で治療するのが基本です。とくに鼻のまわりは感染を広げたくない部位のため、医療機関では早めに飲み薬が選ばれることが多くあります。

種類 向いている状態 注意点
病院の飲み薬
(ミノマイシンなど)
赤く硬い腫れ、ズキズキする痛み、熱っぽさがある。膿がたまっている。繰り返している 医師の判断で処方。めまい・胃の不快感などの副作用に注意
病院の塗り薬
(ゼビアックスなど)
赤みやふくらみが軽い、浅い毛包炎、化膿したニキビ 目・口・粘膜には使わない(鼻の穴の奥には塗らない)
市販の塗り薬 ごく軽い段階 鼻の中の粘膜に近い部分には使えないものもある。数日で改善しなければ受診

飲み薬:ミノマイシン

ミノマイシン(一般名:ミノサイクリン)は、テトラサイクリン系の抗菌薬の飲み薬です。めんちょうの主な原因である黄色ブドウ球菌に効果があり、炎症を抑える働きもあるため、皮膚の細菌感染や炎症の強いニキビの治療に広く使われています。

項目 内容
向いている方 腫れ・痛みが強いめんちょう、膿がたまっている、繰り返す方
飲み方 医師の指示どおりに服用。コップ1杯以上の水で飲む
料金 3,800円〜(税込・診察料・送料込み)
主な副作用 めまい、吐き気、胃の不快感、下痢、発疹、光線過敏。長く続けると色素沈着、まれに肝機能異常
使えない方 妊娠中・授乳中の方、8歳未満のお子さま、テトラサイクリン系の薬でアレルギーが出たことがある方
  • 一緒に飲むときは間をあける:牛乳・乳製品、胃薬(制酸剤)、鉄剤、カルシウム・マグネシウム・亜鉛のサプリメントは吸収を下げるため、前後2時間以上あける
  • めまいに注意:飲み始めにふらつきが出ることがあるため、車の運転や高所作業は注意する
  • 併用できない薬:イソトレチノイン(ニキビの飲み薬)を服用中の方は併用できません。ほかに服用中の薬は問診でお知らせください
  • 自己判断でやめない:腫れが引いても、医師に指示された期間は飲み切る

塗り薬:ゼビアックスローション

ゼビアックスローション2%(一般名:オゼノキサシン)は、抗菌薬の塗り薬です。めんちょうや毛包炎などの「表在性皮膚感染症」と、化膿をともなうニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)の治療薬として承認されています。赤みが軽い段階や、ニキビとの区別がつきにくいできものに向いています。

項目 内容
使い方 1日1回、洗顔後の清潔な肌に適量を塗る
効果をみる目安 めんちょう・毛包炎は1週間、ニキビは4週間
料金 1,980円〜(税込・診察料込み)
注意点 目・口・粘膜には使わない(鼻の穴の奥には塗らない)

💡塗り薬で腫れや痛みが引かない場合は、飲み薬への切り替えをご相談ください。膿が大きくたまっている場合は、膿を出す処置が必要なこともあり、その際は対面で受診できる医療機関をご案内します。

⚠️ロコイドなどのステロイドの塗り薬を、自己判断でめんちょうに使うのは避けてください。ステロイドは免疫の働きを抑えるため、細菌感染によるめんちょうがかえって悪化することがあります。ロコイドが使える症状についてはロコイド軟膏は顔に使っていい?で解説しています。

Monaのオンライン診療が選ばれる理由

毎日診療・年中無休
9:00〜22:00、土日祝も。痛みが出たその日に相談できます
飲み薬も塗り薬も
症状に合わせて医師が選びます。ご注文後の変更もご相談いただけます
診察料・送料込み
表示価格のみ。お会計で金額が変わる心配がありません
処方不可なら全額返金
医師の判断で処方できない場合は返金します

ご利用の流れ

1
ご注文
飲み薬・塗り薬のどちらかを選んでご注文ください。迷う場合はどちらでも、診察で医師が判断します
2
WEB問診・ビデオ診療
LINEまたはメールでご案内します。医師が症状を確認し、処方の可否を判断します
3
ご自宅にお届け
ポスト投函(無料)または宅急便コンパクト(+500円)でお届けします

腫れて痛むめんちょうは、飲み薬で早めに治療を

ミノマイシン 3,800円〜(税込・診察料・送料込み)

オンラインで注文する

赤みが軽い方は塗り薬(ゼビアックス)も

めんちょうが治るまでの期間と経過

軽いめんちょうは1〜2週間ほどで落ち着くことが多く、抗菌薬で治療すると、腫れや痛みが引くまでの期間を短くできます。経過には個人差がありますが、一般的には次のように進みます。

時期 状態 気をつけること
初期 赤くふくらみ、押すと痛みや熱っぽさがある 刺激せず清潔に保つ。治療を始めるならこの段階が早い
ピーク 腫れと痛みが強まり、中央に膿がたまって白っぽく見えることがある 潰したくなっても触らない
回復期 膿が自然に出たり吸収されたりして、腫れと痛みが引いていく 赤みや跡がしばらく残ることもある

腫れや痛みが日ごとに強くなる、膿が広がる、なかなか回復期に入らないときは、経過がよくないサインです。様子見を続けずに受診してください。

めんちょうを潰すと危険な理由

鼻のまわりのめんちょうを潰すと、細菌が血管から顔の奥へ広がり、まれに重い合併症につながるおそれがあるためです。

両方の口角と鼻の付け根を結んだ三角形のエリアは、顔の「危険三角帯(デンジャートライアングル)」と呼ばれます。鼻や上唇、鼻の中はこの範囲に含まれます。この部分の静脈は、脳の近くにある「海綿静脈洞(かいめんじょうみゃくどう)」とつながっているため、無理に潰したりいじったりすると、細菌が奥深くへ入り込むことがあります。

次のことは避けてください。

  • 自分で潰す・膿を絞り出す:細菌を深い部分に押し込むことになりかねない
  • 針やピンセットでいじる:不衛生な器具で新たな感染を招く
  • 鼻毛を抜く:毛穴をさらに傷つけ、炎症が長引く
  • 刺激の強いケア:ゴシゴシ洗う、アルコールを何度も塗るなどは皮膚のバリアを壊す

潰さずに早く落ち着かせたい場合は、抗菌薬で細菌を抑えるのが近道です。

めんちょうで死亡することはある?

めんちょうで亡くなることは、現在ではごくまれです。多くのめんちょうは、適切に対応すれば落ち着きます。

ただし、危険三角帯のめんちょうを潰すなどして細菌が血管に入ると、まれに「海綿静脈洞血栓症」という重い状態になることが知られています。抗菌薬がなかった時代にはこれが命に関わることがあったため、「めんちょうは怖い」という言い伝えが残っています。今は抗菌薬で治療できるので過度に怖がる必要はありませんが、次のサインがあるときはすぐに医療機関を受診してください。

  • 強い頭痛や高い熱がある
  • 目のまわりが腫れる、目が突き出るように感じる
  • ものが二重に見える、見えづらい
  • 赤みや腫れが急速に広がっている

⚠️これらの症状があるときは、オンライン診療ではなく、すぐに対面で受診できる医療機関(夜間・休日は救急外来)を受診してください。

鼻の部位別のできもの(頭・横・下・中)

鼻のできものは、できる場所によって原因や気をつけることが少しずつ違います。

部位 できやすい背景 気をつけたい点
鼻の頭 皮脂腺が多く、毛穴がつまりやすい 目立っても潰さない
鼻の横(小鼻のわき) 皮脂・洗い残し・メイクの残り・マスクの摩擦 こすりすぎと洗い残しに注意
鼻の下 マスクの縁や鼻をかむ摩擦、口元の雑菌 ティッシュはこすらず押さえる
鼻の穴・鼻の中 鼻毛の処理や鼻をいじる癖で、細菌が入りやすい 粘膜に近く塗り薬が使いにくいため、飲み薬が選ばれやすい。繰り返すときは受診

鼻の頭や小鼻の毛穴づまり・黒ずみが気になる方は、鼻の黒ずみをとる方法もあわせてご覧ください。

病院に行く目安

強い痛みや腫れがある、数日たっても良くならない、繰り返すといった場合は、皮膚科やオンライン診療で相談しましょう。

  • 強い痛み・腫れ・熱感があり、日常生活に支障が出ている
  • 数日たっても改善しない、または悪化している
  • 発熱や、広がる赤みがある
  • 鼻まわりのできものを何度も繰り返している

当院のオンライン診療では、症状をうかがったうえで、ミノマイシン(飲み薬)やゼビアックスローション(塗り薬)を処方します。膿を出す処置が必要な場合や、上の「すぐに受診してほしいサイン」がある場合は、対面で受診できる医療機関をご案内します。

鼻のニキビ・できものを繰り返す方へ
できるたびに抑えるだけでなく、毛穴のつまりから整える塗り薬(ベピオ)と組み合わせることで、「できにくい肌」を目指せます。ニキビ治療のページから、飲み薬との併用プランもお選びいただけます。

よくあるご質問

めんちょうには飲み薬と塗り薬のどちらがいいですか?

赤く硬く腫れている、ズキズキ痛む、膿がたまっている、熱っぽさがあるといった場合は、毛穴の奥まで届く飲み薬が適しています。赤みが軽く浅いものや、ニキビとの区別がつきにくいものは塗り薬が選択肢になります。どちらが合うかは、診察で医師が症状を確認して判断します。

めんちょうとニキビはどう見分けますか?

ニキビは皮脂のつまりから始まり、痛みは軽いことが多いです。めんちょうは細菌感染が中心で、赤く硬く腫れ、ズキズキとした強い痛みや熱っぽさが出やすいのが特徴です。見た目だけで確実に見分けるのは難しいため、痛みが強いときは医師にご相談ください。

鼻の中にできたニキビは潰してもいいですか?

潰さないでください。鼻は顔の「危険三角帯」に含まれ、無理に潰すと細菌が奥へ広がるおそれがあります。鼻の中は粘膜に近く塗り薬が使いにくいため、痛みや腫れが強い場合は飲み薬での治療をご相談ください。

めんちょうはどのくらいで治りますか?

軽いものは1〜2週間ほどで落ち着くことが多いです。腫れや痛みが日ごとに強くなる場合や、なかなか良くならない場合は、抗菌薬での治療を検討してください。

めんちょうの薬はオンライン診療でもらえますか?

はい。当院ではオンライン診療で医師が症状を確認し、適していると判断した場合に飲み薬(ミノマイシン)または塗り薬(ゼビアックス)を処方してご自宅にお届けします。毎日9:00〜22:00、年中無休で診療しています。膿を出す処置が必要な場合や、強い頭痛・目の腫れなどがある場合は、対面での受診をご案内します。

ミノマイシンを飲むときの注意点はありますか?

飲み始めにめまいが出ることがあるため、車の運転などには注意してください。牛乳・乳製品、胃薬、鉄剤などは吸収を下げるため、前後2時間以上あけて服用します。妊娠中・授乳中の方、8歳未満のお子さま、イソトレチノインを服用中の方は使用できません。

料金はいくらかかりますか?

飲み薬(ミノマイシン)は3,800円〜、塗り薬(ゼビアックスローション)は1,980円〜です(いずれも税込・診察料込み)。自由診療のため健康保険は適用されません。医師の判断で処方できない場合は全額返金いたします。

ロコイドをめんちょうに塗ってもいいですか?

自己判断では使わないでください。ロコイドはステロイドの塗り薬で、免疫の働きを抑えるため、細菌感染によるめんちょうがかえって悪化することがあります。

鼻の中のできものが白いのは何ですか?

毛穴にたまった膿や皮脂であることが多いです。細菌感染による毛包炎で膿がたまると、中央が白っぽく見えます。気になっても押し出さず、清潔に保ってください。

鼻の下にニキビができやすいのはなぜですか?

鼻の下は、マスクの縁や鼻をかむときの摩擦、口元の雑菌の影響を受けやすい部位です。皮脂も多いため、刺激と毛穴のつまりが重なりやすくなります。マスクをこまめに替え、ティッシュでこすらないようにすると繰り返しを減らせることがあります。

鼻ニキビに意味やジンクスはありますか?

位置による占いやジンクスに、医学的な根拠はありません。鼻のニキビは、皮脂の多さや毛穴のつまり、細菌の付着といった肌のサインと考えましょう。

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