クラミジアとは
クラミジア(Chlamydia trachomatis)は、日本で最も多い性感染症のひとつです。感染者の多くが無症状のため気づかずに放置してしまうケースが多く、知らないうちにパートナーへ感染を広げてしまうリスクがあります。
主な症状
男性の場合
- 尿道からの分泌物
- 排尿時の違和感・痛み
- 精巣の腫れや痛み(精巣上体炎)
- 無症状のことも多い
女性の場合
- おりものの増加・異臭
- 不正出血
- 下腹部痛
- 無症状のことも多く、不妊の原因になることがある
オーラルセックスによる咽頭感染
- 喉の痛み・違和感
- 多くは無症状
感染経路と注意点
クラミジアは粘膜の接触(性行為・オーラルセックス・アナルセックス)によって感染します。コンドームである程度予防できますが、粘膜が触れる部分すべてをカバーできるわけではありません。感染しても無症状のことが多いため、リスク行為後は定期的な検査が重要です。
梅毒とは
梅毒(Treponema pallidum)は近年日本で急増している性感染症です。感染後に症状が出たり消えたりを繰り返しながら進行するため、気づかずに放置すると全身に深刻な影響を及ぼすことがあります。
梅毒の進行段階
| 段階 | 時期 | 主な症状 |
|---|---|---|
| 第1期 | 感染後3〜6週間 | 感染部位(性器・口唇・肛門など)にしこり(硬性下疳)が現れる。痛みがなく自然に消えるため見過ごされやすい。 |
| 第2期 | 感染後3か月〜3年 | 手のひら・足の裏を含む全身に発疹(バラ疹)、発熱、倦怠感、リンパ節腫脹 |
| 潜伏期 | 第2期以降 | 症状が消えるが体内で菌が増殖し続ける |
| 第3期・第4期 | 感染後数年〜 | 心臓・血管・神経・脳などへの重篤な障害 |
こんな場合は早めにご相談ください
- 性器・口唇・肛門に痛みのないしこりができた
- 手のひらや足の裏に発疹が出た
- 不特定多数のパートナーとの性行為があった
- パートナーが梅毒と診断された
キスでも感染する?
梅毒はキスだけでも感染する可能性があります。口唇や口腔内に梅毒の病変がある場合、キスによって粘膜が接触することで感染するリスクがあります。「キスだけだから大丈夫」とは言い切れないため、気になる症状がある場合は早めにご相談ください。
淋病(淋菌感染症)とは
淋病(Neisseria gonorrhoeae)は、淋菌による性感染症で、クラミジアと同様に日本で多くみられます。症状が強く出やすい反面、近年は抗生物質が効きにくい薬剤耐性淋菌が問題になっています。
主な症状
男性の場合
- 排尿時の強い痛み・灼熱感
- 尿道からの膿性の分泌物
- 無治療の場合、精巣上体炎・前立腺炎へ進行することがある
女性の場合
- 膿性のおりもの
- 排尿時の痛み
- 無症状のことも多く、放置すると骨盤内炎症性疾患・不妊の原因になることがある
咽頭感染(オーラルセックスによる)
- 喉の痛み・違和感
- ほとんどが無症状のため気づかれにくい
こんな場合は早めにご相談ください
- 排尿時に強い痛みや灼熱感がある
- 尿道・膣から膿性の分泌物が出ている
- コンドームなしのオーラルセックスの機会があった
- パートナーが淋病と診断された
ドキシPEP(ドキシペップ)とは
ドキシPEP(Doxy-PEP:Doxycycline Post-Exposure Prophylaxis)とは、性行為後にドキシサイクリン(抗生物質)を内服することで、クラミジア・梅毒・淋菌などの性感染症への感染を予防する方法です。
研究によると、ドキシPEPは梅毒に対して約87%、クラミジアに対して約88%、淋菌に対して約55%の予防効果があると報告されています。コンドームを使用しない性行為があった場合や、性感染症のリスクが高い状況での緊急予防として有効な選択肢です。
未承認医薬品に関する記載
当院で使用しているドキシサイクリン(ビブラマイシン)は、性感染症予防(ドキシPEP)としては国内未承認のため適応外使用となります。厚生局の正式なプロセスを経て当院で輸入しており、保険適応外の自費診療となります。国内の承認医薬品等の有無の明示:有
こんな場合はドキシPEPをご検討ください
- コンドームなしの性行為があった
- 性行為中にコンドームが破損・脱落した
- 不特定多数のパートナーとの性行為があった
- 相手の性感染症の感染状況が不明
ドキシPEPの予防効果
対象となる主な性感染症と予防効果
| 性感染症 | 予防効果 | 主な症状 |
|---|---|---|
| クラミジア | 約88% | 排尿時の痛み、おりもの・分泌物の異常、咽頭炎など(無症状のことも多い) |
| 梅毒 | 約87% | 性器・口唇のしこり、発疹、リンパ節腫脹など |
| 淋菌 | 約55% | 排尿時の強い痛み、膿性の分泌物など |
ドキシPEPで予防できない性感染症
ドキシPEPはHIV・B型肝炎・ヘルペス・HPV(コンジローマ)などには予防効果がありません。これらが心配な場合は、別途PEP(HIV)や性病治療薬、検査キットのご購入をご検討ください。
服用方法
72時間以内の内服が必須条件
ドキシPEPは性行為後できるだけ早く、最大72時間(3日)以内に内服を開始することが必要です。時間が経つほど予防効果は低下します。
服用スケジュール
| タイミング | 服用量 |
|---|---|
| 性行為後できるだけ早く(最大72時間以内) | 200mg(100mgを2錠) |
1回の性行為につき1回の内服です。複数回の性行為があった場合でも、24時間以内は追加服用不要です。
副作用について
主な副作用
- 吐き気・胃部不快感(食後の内服で軽減できます)
- 光線過敏症(日光に当たると皮膚が赤くなる場合があります)
- 下痢
注意事項
- 妊娠中・授乳中の方は使用できません
- 牛乳・制酸剤・鉄剤との同時服用は避けてください(吸収が低下します)
- 日光・紫外線への長時間の暴露は避けてください
当院での処方の流れ
ステップ① 仮決済・事前問診
ご希望のプラン(回数)を選択し、ご注文をお願いします。ご注文後、LINEまたはメールで送付する問診にご回答ください。
ステップ② オンライン診療
ビデオ通話で医師がカウンセリング・処方を行います。必要なのはスマホやPCだけ。
ステップ③ 最短当日発送
毎日15:00までのビデオ通話完了で当日発送。配送時はプライバシーに配慮した包装でお届けします。
※即日発送をご希望の場合はお早めにLINEにてお知らせください。
よくある質問
Q1. ドキシPEP(ドキシペップ)とは何ですか?
A. 性行為後にドキシサイクリンを内服することで、クラミジア・梅毒・淋菌などの性感染症を予防する方法です。梅毒約87%・クラミジア約88%・淋菌約55%の予防効果が報告されています。
Q2. 性行為後どのくらいまでに飲めばいいですか?
A. 性行為後できるだけ早く、最大72時間(3日)以内に200mg(100mgを2錠)を内服してください。時間が経つほど予防効果は低下します。
Q3. オンラインで購入・処方してもらえますか?
A. 可能です。オンライン診療で処方し、最短当日発送でお届けします。毎日15:00までのビデオ通話完了で当日発送となります。
Q4. HIVも予防できますか?
A. ドキシPEPはHIVには効果がありません。HIVが心配な場合は、別途PEP(HIV暴露後予防)をご検討ください。
Q5. 副作用はありますか?
A. 吐き気・胃部不快感・光線過敏症・下痢などが起こる場合があります。食後の内服で軽減できることが多いです。妊娠中・授乳中の方は使用できません。
Q6. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 自由診療となり、保険適用はありません。3回・10回・20回・30回・60回・100回のプランからお選びいただけます。詳しくは料金ページをご確認ください。