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ゼニカル 添付資料

ゼニカル 添付資料

効果
  • 脂質を分解する酵素の働きを抑制して、脂質を便と一緒に排出し脂質カットの効果を期待できます
  • ゼニカルの主な成分はオルリスタットですこのオルリスタットはリパーゼという消化酵素の働きを抑制します。リパーゼは脂肪分解する働きを持ち、その働きを阻害することで脂質の吸収を抑制します
  • 収されなかった脂質は数日後に便と排出されます
服用方法
  • 脂っぽい食事の食事中または食後1時間以内に1錠を内服します
主な副作用
  • 便から油が漏れる可能性があります。自覚がなく肛門から吸収されなかった油分が排出されてしまう可能性があります。慣れるまでは下着が汚れる可能性がありますので、生理用パッドやオムツなどで対応して下さい
  • 脂溶性ビタミンが排出されることがあります
  • 脂溶性ビタミンはビタミンA・D・E・Kの4つがあります。脂質の吸収を阻害するとともに上記のビタミンの吸収も抑制され、ビタミンの欠乏により骨軟化症などを引き落とす可能性があります
  • ゼニカル内服後2時間後以降でマルチビタミンサプリメントなどを内服して下さい
  • 当院でビタミンを処方することも可能です。ご希望の方はお問い合わせください
効き目が悪い場合
  • 元々脂質を多く摂取していない場合、排泄できる脂質がない場合があります
  • 内服方法を間違えている(食事中〜食事の1時間以内に内服して下さい。効果のピークは内服30分ごろです)場合、効きが悪くなります
  • 尚、効果を実感するまで最低3週間ほどかかります
  • 食欲抑制と脂肪燃焼効果があるお薬(リベルサス、サクセンダ、オゼンピック、ビクトーザ、マンジャロ)、糖を尿から出すお薬(カナグル、スーグラ、フォシーガ、ルセフィ)、糖を便から出すお薬(メトホルミン)、浮腫や便秘を改善するお薬(防風通聖散、防己黄耆湯)などのお薬を併用されるとより効果的にダイエットが可能です
ご使用いただけない場合
  • BMI18.5未満の方 (BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))
  • 妊娠中、授乳中の方
  • 臓器移植を行っている方
  • 免疫抑制剤を服用している方
  • 胆のう障害がある方
  • 膵炎の既往がある方
  • ワーファリン内服中の方
  • 糖尿病の方
  • ゼニカルの成分にアレルギー既往がある方
  • 吸収不良症候群などの栄養の吸収に障害がある方
併用注意のお薬
  • シクロスポリン(効果が下がる可能性があるので、ゼニカルの服用3時間後に服用してください)
  • レボチロキシン(ゼニカル内服から少なくとも4時間内服間隔をあける)
  • ワーファリンなどの抗凝固薬(ゼニカルによるビタミンK不足で出血傾向が強くなる可能性があるので)
  • アミオダロン(効果を下げる可能性がある)
  • 抗てんかん薬
  • 抗レトロウィルス薬(HIV治療薬)
お薬について
  • 名称: シンカル(ゼニカルジェネリック)120mg

監修医師 : 野間直樹

経歴
  • 2015年 大阪医科大学医学部卒
  • 2015年 大阪医科大学医学部付属病院にて初期研修
  • 2017年 大阪市立大学医学部附属病院皮膚科勤務
  • 2019年 メディアージュクリニック大阪梅田院勤務
  • 2023年 ルナアフターピルクリニック勤務
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