効果
- GLP-1はもともと人の体内に存在するホルモンで、GLP-1受容体作動薬は、体の外からこのGLP-1を補うお薬です
- 空腹感を抑制し満腹感を持続させるため、食事量が減り、結果として減量効果が期待できます
服用方法
- 1日1回朝または夕に皮下注射します。1日1回、0.3mgから開始し、0.3mgずつ増量します
-
詳しい注射の方法はこちらをご参照ください
主な副作用
- 胃腸障害、低血糖、急性膵炎など重い副作用や、緊急の場合は服用を中止し、最寄りの医療機関にて受診してください
- 通常副作用は軽減しますが、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください
- 抑うつ症状が増悪するとの報告がございます(研究中であり現時点で明確な発表はございません)。精神疾患をお持ちの方は注意深くご使用ください
効き目が悪い場合
- 使用を始めて即時に効くものではないため、2週間程度様子を見てください
- 正しく使用できているか確認してください
- お薬の種類を変更すると効果を得られることがあります
- 糖を尿から出すお薬(カナグル、スーグラ、フォシーガ、ルセフィ)、糖を便から出すお薬(メトホルミン)、脂を便から出すお薬(ゼニカル)、浮腫や便秘を改善するお薬(防風通聖散、防己黄耆湯)などのお薬を併用されるとダイエットの効果を高めます
ご使用いただけない場合
- BMI18.5未満の方 (BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))
- てんかん、糖尿病、G6PD欠損症、膠原病、膵臓疾患の既往、心機能低下、心疾患がある方
- 重度のうつ症状、自殺願望がある患者
- がんがある患者(治療後3ヶ月以内を含む)
- 通院が必要な程の腎機能低下、透析療養中の方
- GLP-1製剤やSGLT2阻害薬へのアレルギーの方
- 自己免疫疾患がある患者(対象臓器が視床下部、下垂体、副腎の場合)
- 重度の胃腸障害(胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎など)の既往がある患者
- 妊活(女性のみ)・妊娠・授乳・産後3ヶ月以内の方(中絶・流産含む)
- 甲状腺疾患がある患者(甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンを内服している場合)
- 低血糖を起こす可能性が高い方(副腎機能不全、栄養不調状態、食事量の不足、激しい運動、過度のアルコール摂取)
使用済の針の処分について
- 107-0072 東京都港区南青山2-2-15-332 Mona青山クリニック 宛
- 恐れ入りますが、元払いでお願いいたします
お薬について
- 名称: ビクトーザ ヒトGLP-1 アナログ注射液
- 製造販売元: ノボノルディスクファーマ株式会社