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PEP 添付資料

PEP 添付資料

効果
  • PEP(ペップ)は、HIV感染を事後的に予防する方法です
  • HIV感染の可能性のある行為や出来事があった場合に、緊急的にお薬を服用することで、体の中でHIV感染が成立するのを防ぎます
  • 感染の可能性のあった機会から、72時間(3日間)以内の服用が必要であり、早ければ早いほど予防効果が高いとされています
服用方法
  • 1日1回、毎日同じ時間に服用し、28日間飲み続けてください。残りの2錠は予備となります。服薬開始から1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後の時期に検査を受けることをおすすめします
  • 28日後以降は、HIV事前予防のPrEPを開始することができます
主な副作用
  • 頭痛、吐き気、腹部膨満感が出る場合があります(2%前後)
  • 多くは軽く、1か月ほどで無くなることがほとんどです。しかし、副作用がきつい場合、気になる場合は、医師に相談してみてください
  • 熱、倦怠感、風邪のような症状(インフルエンザの様な症状)があった場合、副作用ではなく、直後の HIV 感染の可能性もあることから、早めに医師に相談してください
検査スケジュール

PEP開始前に、必ず以下の検査を行ってくださいるようにしてください

  • HIV に感染していないか:HIVに感染していた場合にはPEPにより薬剤耐性が生じてしまい、HIVの治療方法が制限されてしまう恐れがあるため、必ず検査で陰性と確認する必要があります
  • B型肝炎ウイルスに感染していないか:B型肝炎の状態により判断されます
  • 当クリニックでも自宅でできる各種検査キットを販売しております。ご希望の方はご連絡ください。また、腎機能が悪い方は使用できません
お薬の効き目が悪くなる場合
  • PEPは、リスク行為から72時間以内に服用を開始し、その後28日間しっかりと毎日飲み続けることが必要です。内服するべきタイミングに内服できないと、予防効果が著しく低下し感染してしまう可能性があります
ご使用いただけない場合
  • HIV陽性の方
  • 妊娠中や授乳中の方
  • 未成年の方
  • B型肝炎ウイルスに感染している方
  • 腎臓が悪い方
お薬について
  • 名称: タフィック

監修医師 : 野間直樹

経歴
  • 2015年 大阪医科大学医学部卒
  • 2015年 大阪医科大学医学部付属病院にて初期研修
  • 2017年 大阪市立大学医学部附属病院皮膚科勤務
  • 2019年 メディアージュクリニック大阪梅田院勤務
  • 2023年 ルナアフターピルクリニック勤務
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